映画 すずめの戸締りを観に行きました
映画すずめの戸締りを観に行きました😀
先日、君を愛したひとりの僕へ、僕が愛したすべての君へを観た時に、すずめの戸締りの予告編が流れていて、その時からどんな映画なのか気になってたので上映初日に観に行こうと思ってました。
それと、U-NEXTでも、すずめの戸締り上映を記念して、最初の12分間だけが無料視聴できるキャンペーンがあったのでそれを観てますます観に行きたいという思いが強くなりました。
公式サイト→U-NEXT前回、君を愛した一人の僕へを観に来た時、パンフレットが売り切れだったのですが、今回は上映初日なので売り切れという事は無く、ちゃんとパンフレットを購入で来たので良かったです😀
さて、チケット売り場に行くとチケットを買ってる人の人数が少ないなと思いました。
いくら平日でも今日は上映初日だしもっと人が居てもいいんじゃないの?って感じでしたが、30分刻みで上映していたので人がたまることなく、スクリーンに移動してたのかもしれません。
時刻が上映開始10分前の16時10分になると、すずめの戸締りのチケットを持ってる方は入場してくださいと館内放送が流れたので入場ゲートに行きました。
入場ゲートで入場チケットを提示すると、入場ゲートのスタッフから『新海誠本』と書かれた小冊子を貰いました。この小冊子は、すずめの戸締りの設定や結末に触れられている内容の本です。
映画館に行くと、こういう特典があるので観たいなと思った作品は映画館まで足を運んだ方が得する場合がありますよね。
自分の場合はパンフレットを購入してたので、これを無料で貰えるなら別にパンフレット買わなくてもよかったかもと思いましたが、両方あったほうがちゃんと見たよという記念にもなりますからね😅
さて、映画の内容についてですが、阪神大震災、東日本大震災で被災した人(他の地震の被災者も含む)が観ると、泣けてくる映画なんじゃないかなと思います。
その中でも親や子供を亡くした方や、被災した子供を引き取った人が観ると号泣するかもしれない内容でした。表現が結構エグイところが最後の方にある。
印象に残った場面は2つあって、すずめが『私が要石になってもいい』と草太と立場が入れ替わってもいいといった場面と、芹沢朋也と東北自動車道を北上してる時にルージュの伝言が流れた場面です。
まず、すずめが要石になってもいいという場面で思ったのは、滅私の精神を表現しているのかなということ。滅私とは私利私欲を捨てることを言うけど、すずめのそれは捨てるどころか最初から持ってない口ぶりだった。
自分が犠牲になってでも自分以外の人間を生かせようとする様子は、日本の精神的遺産を表現しているような気がした。その最たる例が神風特別攻撃隊の存在である。
これ以上は踏み込まないけど少なくとも私は、すずめの精神的土台に滅私の精神があるように感じました。
次に、芹沢朋也と東北自動車道を北上中の音楽ですが、荒井由実(松任谷由実)が歌っていたルージュの伝言が流れ、アルファロメオがヤマト運輸の長距離輸送のトレーラーを追い越していく場面で『あぁ』と思いました。
あぁ、というのは、魔女の宅急便に影響を受けたんだなという意味で、ヤマト運輸を出したことで新海誠は魔女の宅急便と宮崎駿やその関係者に対して敬意を表しているのだなと。
そして、『君の名は。』『天気の子』などのアニメ映画を手掛ける新海誠が、昭和の歌謡曲や、昭和から平成に切り替わって直ぐに上映された魔女の宅急便のネタを本作品にぶっこんでくるところが良いなと思った。
自分も、新海誠と同じ世代に生まれ育ってるので、勇気がもらえたという意味で良いと思いました。
最後になりますけど、すずめの戸締りは、君の名は。とは違って恋愛要素は低いし、最初は何を伝えたい映画なんだろう?と疑問に感じながら観ていたけど、途中から震災をテーマにしてるんだなと気づいた。
だから、もしかするとあまり人気が出ない映画になるかもしれないけれど、震災で親や子供を亡くしたり、身寄りのなくなった子供を引き取った方がこの映画を観ると、心の浄化作用が得られるのでは?と感じました。
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