映画 君を愛したひとりの僕へ を観に行きました
ハーバーランドの映画館に行って『君を愛したひとりの僕へ』を観に行きました😀
何となく映画を観たいな~と思って、上映中の映画って何があるんだろう?と、調べるためにOSシネマズのホームページを見たら、君を愛したひとりの僕へという映画タイトルが気になった。
先日、U-NEXTで君の名は。を観たところだったので、それに似たアニメ映画なのかな?と思って、君を愛したひとりの僕へを観に行こうと決めました。
家からドラクエウォークで遊びながら徒歩で40分くらいでumieに到着。
サウスモール5階へエレベーターで上がりOSシネマズに到着すると、劇場版転生したらスライムだった件紅蓮の絆編が2022年11月から上映する案内パネルが掲出されていた。
ベニマルに兄貴がいたらしく、その兄貴が住んでる国と同盟を結んでっていうストーリーっぽい。転スラは面白いので来月もまた映画館に行ってしまいそうな予感😜
チケット売り場に行って、上映開始時刻と座席の空き具合を表示するパネルを見ると15時40分から上映開始で、座席は結構埋まり気味の状態だった。
それとは別に気になったのが、『君を愛したひとりの僕へ』と対になってる映画、『僕が愛したすべての君へ』が続けて上映されるという事。
この時点で、観るかどうかの決断はできなかったのだけど、君を愛したひとりの僕へを観て面白いと思ったら続けて観ることにしようと思いチケットを購入。
上映開始時刻は15時40分。
映画館に到着したのが15時30分。結構ギリギリでした。
入場ゲートを入って直ぐの通路に、転生したらスライムだった件紅蓮の絆編が11月25日にから上映しますよという横断幕を発見。電子コミックでしか読んだことがないので劇場版が楽しみ😀
スクリーン2に到着すると、入口の前の液晶パネルには、君を愛したひとりの僕への作品紹介が表示されてました。
ロングヘアの女の子がヒロイン役の佐藤栞(さとうしおり)。主人公の日高暦(ひだかこよみ)と結婚を約束した女性です。
さて、ここから先はスマホでの撮影は不可能で、映画のストーリーについて語ろうと思います。
この映画の前提としてパラレルワールドを行き来できる世界であるという事を理解しておく必要があります。パラレルワールドとは、自分が存在する世界と交わることなく並行して存在する世界の事を言います。
詳しく説明すると、人間は生きていくうちに様々な決断を下し現在へとたどりつきます。
その途中、沢山の分岐点が存在していて、選ばれなかった選択肢から派生する世界も同時に存在し、その世界をパラレルワールドと定義付けしています。
つまり、『君を愛したひとりの僕へ』という映画は、パラレルワールドを行き来するストーリーになっているという事です。
因みに、『君を愛したひとりの僕へ』は、両親の離婚で父親と共に過ごすか母親とともに生活をするかの分岐点で、父親と共に生活することを選んだパラレルワールドが描かれています。
映画を観た感想と言いますか、そもそも『君を愛したひとりの僕へ』という映画タイトルがよく理解できませんでした。
君を愛したひとりの僕へ・・・?🤔
どういう意味なんだろう?ひとりの僕へっていう表現は少なくとも自分が2人存在しているような言い回しですよね。
そして、この映画の対の作品である『僕が愛したすべての君へ』と言うのも全く意味が分かりませんでした。
意味が分からないまま映画を観ているうちに、ヒロイン役の栞が交通事故で死亡してしまいます。そして、主人公の暦は栞が生きているパラレルワールドを探し続けるうちにその分野の第一人者へとなっていました。
この映画のコアとなるのが、栞の死であり、そのバッドエンドを回避すべくパラレルワールドの第一人者となった暦が、栞が事故に遭わずに生きている未来につながるパラレルワールドを見つけ出すという物語です。
で、この映画の結末を言うと、『君を愛したひとりの僕へ』の中では栞は生き返ることなく、パラレルワールドを研究する内に知り合った1人の女性と、結婚はしないものの人生のパートナーとして終わりを迎えます。
映画を観終わり、栞と結婚を約束したのになんで死んだままで終わってるの?どうしても栞が生きている未来を見たいと思い、『僕が愛したすべての君へ』を続けて観ることにしました。
まさか1日の間に映画を連続してみるなんて思いもしませんでした😅
ですが、栞がどうなるのか凄く気になるので観ないわけにはいきませんからね。
僕が愛したすべての君へのヒロインは、瀧川和音(たきがわかずね)で、主人公の高崎暦(たかさきこよみ)の恋人として登場する。眼鏡をかけたポニーテールの女の子が瀧川和音。
因みに、高崎暦というのは母方の名字。つまり、両親が離婚した時に父親を選ばずに母親と共に生活することを選んだ世界が描かれています。
こちらの世界の暦は高校時代に瀧川和音に告白をして何度も振られる。そして大学生になった時に逆告白を受けて付き合い始め結婚することになる。
佐藤栞の存在は全然出てこず、どうなるんだ?と思っているうちに、暦が和音に『世界に100の君がいて100の僕がいたとして、それぞれの世界でそれぞれの僕が和音の事を愛してる』という言葉を掛ける。
このセリフを聞いた瞬間に『君を愛したひとりの僕へ』の映画タイトルを思い出した。そういうことか!と思った。両親が離婚して母親とともに生活することを選んだパラレルワールドでは佐藤栞は存在していない。
なぜなら、佐藤栞との出会いは父親とともに生活することを選んだパラレルワールドにしか登場しない人物だからだ。このことに気付いて身震いする思いになりました。
暦は和音に対し『それぞれの世界でそれぞれの僕が和音の事を愛してる』と言ったけど、父親と生活することを選んだパラレルワールドでは、栞と結婚を約束していたから『君を愛したひとりの僕へ』なんだと気付く。
母親とともに生活をする暦は、パラレルワールドの第一人者とは無関係の世界で生きていたが、最後の最後で栞と再会を果たす。
そして栞は『名乗るほどの者ではありません』と暦に声を掛け、『君を愛したひとりの僕へ』で暦と約束してた言葉が出てきた。
この場面を見て、嬉しい気持ちがあふれて来たと同時に、なんだか寂しい思いもあふれてきました。栞が生きているという事実は喜ばしいことのはずなんだけどね。
もちろん、交通事故で栞が死んだパラレルワールドと比較すれば嬉しいことなんだけど、栞は暦と結婚を約束したのに暦とは結婚することなく物語が終わってしまうから寂しいっていう気持ちになってしまう。
でも、二人が他人同士とはいえ出会えたのは、父親と共に生活することを選んだパラレルワールドの暦が無償の愛で栞に尽くし続けた結果だからやっぱり幸せな事なんだと思う。いや、暦が起こした奇跡だと思う。
幸せとは何か?を考えた時、生きている事が幸せだと私は思っています。
ですが、『君を愛したひとりの僕へ』と『僕が愛したすべての君へ』に限って言えば、栞との結婚生活も観たかったなという思いが残りました。
原作者の伝えたかったことはきっと『幸せとは生きていることそのものなんだよ』ってことだと思う。幸せに慣れるとそれが当然になり、もっと幸せを追求するから、生きてることが幸せと気づかなくなるんだろうね。
『君を愛したひとりの僕へ』と『僕が愛したすべての君へ』は、幸せを探してる人にオススメしたい映画です。
それと、U-NEXTで原作が読めます。U-NEXT
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