U-NEXT おくりびと
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U-NEXTでおくりびとを観ました。
これはかなり面白かったです。死を扱う映画なので面白いと表現するのはどうなのかって話なんですが、笑えるから面白いという訳ではなく、死生観、納棺師、親子関係などの深みを感じられる作品だったという意味です。
と言っても、おくりびとの初っ端だけは笑ったんですが、死を笑いにするってどないなん?不謹慎すぎひんか?と感じたんですが、後に続く重苦しい空気で沈まないために最初のこの掴みは絶妙へ印象が変化します。
さて、おくりびとを観ていて思ったのは、納棺師って卑しい仕事なの?ってこと。
主人公である小林大悟の妻美香は、『汚らわしい』と叫びました。この場面を観た時に、なぜ汚らわしいのかという意味が分からず、そもそも自分だって死ぬわけで必要な職業に対し汚らわしいとは・・・と思いました。
後でインターネットで調べたところ、『死者に触った手で私に触らないで!という意味で汚らわしいと言ったのだと思います。』と別の解釈をしている人がいたので、なるほどなぁそういう意味だったのかと。
他にも小林大悟の旧友と街で再開した時に『お前、噂になってるぞ。職業くらいは選べよ』という場面がありました。納棺師ってそんなに卑しい仕事なのか?と感じました。
私の母が亡くなった時、葬儀屋さんに来てもらったけれど、感謝の気持ちしかなく、卑しい仕事だとかは全然思わなかったので、おくりびとをみて初めてそんな価値観を持ってる人が存在するのかと知りました。
後、私の母が亡くなった時と、おくりびとで遺体を棺に納棺するまでの流れが違うことにも気付きました。私の母の時は葬式はせず直葬でしたので、遺体に化粧をするということはなかったです。
だから、お金を掛けて葬式をしたらこんな感じだったんかなと。でも、私の父親の葬式の時はおくりびとみたいなことはしてなかったよなぁと。山形県と兵庫県とは違いがあるのかもしれないけど。
因みに、私の父親の葬式は一般人の割には規模がでかくて葬式に300人くらいは来てくれたと思う。それなりのお金はかかったと思う。
話しを戻して、おくりびとの感想ですが、私のお母さんが亡くなった時の感情が蘇るほどリアルに表現してるなぁと思いました。
私の母の遺体が棺桶に入れられフタを閉められる直前に私は泣いてしまった。その場面を再びおくりびとで観ることになったんですが、お母さんが棺の中に入れられてふたを閉めたあの時のように泣きそうになりました。
最後の最後ですが、手のひらに収まる丸みを帯びた石を、妊娠した妻美香のお腹に当てる場面は良かったなと。夫の仕事を目の当たりにし、誠実さとか、人の死を悼む心とか、夫にも納棺師にも納得できたんだなと。
それと、自分が死んだときに棺桶に入るとどんな目線になるのかも見られたのは面白かった。死んでしまうとあの目線では見られないからね。そういう意味でも面白かった。とても良い作品でした。
